本作は、『セールスマンの死』『橋からの眺め』など、今なお世界中で人気の高い劇作家アーサー・ミラーの代表作です。1953年にはトニー賞 演劇作品賞を受賞し、以来各国で上演され続けています。

本作では1692年にマサチューセッツ州セイラムで実際に起きた魔女裁判を題材に、集団心理の恐ろしさや人間の尊厳と愚かさを描いています。欲望と不安が渦巻き、人々の間に疑心暗鬼が広がり、集団心理が熱に浮かされて「るつぼ」と化す様子を描いたこの作品は、今を生きる私たちに大きな問題を突きつけます。

この偉大な作品に挑むのは、『Oslo(オスロ)』『森 フォレ』の演出で、第56回紀伊国屋演劇賞、第29回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞し、近年は『みんな鳥になって』や『グッバイ、レーニン!』などの演出を務め、現在は新国立劇場演劇部門芸術参与である上村聡史。戯曲の面白さを最大限に引き出す演出で、美しく力強い、魅力的な作品を作り上げます。

主人公であるジョン・プロクター役は、『THE BOY FROM OZ』や『凍えるFROZEN』にて第48回 菊田一夫演劇賞を受賞し、近年はミュージカル『ブラック・ジャック』や『ホリデイ・イン』にて主演を務め、現在は2人芝居のミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』に出演中の坂本昌行が演じ、『Oslo(オスロ)』以来2度目となる上村とのタッグを組みます。

そして、前田亜季、松崎祐介、瀧七海ほか、実力派キャストが集結し、17世紀アメリカの実在した魔女裁判に挑みます。
あらすじ
たった一度の過ちが、男のすべてを焼き尽くす。

17世紀、マサチューセッツ州セイラム。夜の森で裸で踊る少女たちが目撃される。その中の一人は原因不明の昏睡状態に。これは魔女の呪いか?

街に不穏な噂が駆け巡るなか、少女アビゲイル(瀧七海)は「ただ踊っていただけ」と主張する。彼女は雇い主だった農夫ジョン・プロクター(坂本昌行)と関係を持ったことで、ジョンへの想いが募るが、ジョンは罪の意識に苛まれ、以後、彼女を拒絶する。

彼女の目的はプロクターの妻エリザベス(前田亜季)からその座を奪うこと。アビゲイルたちは、無実の村人たちを次々に"魔女だ"と告発する。次第に聖女として扱われるようになったアビゲイルは、ついにエリザベスを"魔女"として告発。法律家や宗教家たちの思惑もからみ合い、セイラムの裁判は異様な様相を呈していった。
お知らせ
25.11.24
公式サイト先行(東京/兵庫/豊橋)が、11月26日10:00より受付開始!.
25.10.26
舞台『るつぼ The Crucible』公演日程詳細を発表しました!.
25.10.26
舞台『るつぼ The Crucible』出演者を発表!主演・坂本昌行、さらに前田亜季、松崎祐介、瀧 七海ほか、全キャストを一斉発表!.
25.10.26
舞台『るつぼ The Crucible』の上演が決定しました!オフィシャルHP、公式Xを開設しました!